会長挨拶

新たな歴史を刻もう

愛知大学野球連盟会長

梅村 清英

愛知大学野球連盟の平成31年度春季リーグ戦の開幕にあたり、ご挨拶を申し上げます。

春季リーグ戦が中盤に入る5月1日、皇太子さまが新天皇に即位されるのに合わせて新元号に改まります。春季リーグ戦は平成時代の最後を飾るリーグ戦であり、一方で新しい時代の幕開けとなります。

選手の皆さんにとっても、永く記憶にとどめることになるリーグ戦と言えるでしょう。4月に新入生が入り、各チームとも新たな戦力が加わっていると思います。フェアプレーの精神を実践し、選手としてより成長を遂げ、はつらつとしたプレーを見せてくれることを期待しています。

今年はまた、本連盟が1949年(昭和24年)に発足して以来、70周年という節目を迎えます。この間、本連盟で勝ち抜いたチームは、全国の舞台で華々しい戦績を残してきました。春の全日本大学野球選手権大会では、1970年(昭和45年)に、中京大学が関東、関西以外の大学で初めて優勝しました。その3年後には、愛知学院大学が準優勝しています。

秋の明治神宮野球大会では、1986年(昭和61年)に愛知工業大学、1991年(平成3年)に愛知学院大学が優勝を果たしました。この2校と名城大学、中京大学は準優勝も経験しています。本連盟代表がベスト4入りした大会もあります。いずれも関東、関西の大学に負けない本連盟の実力を示してきましたと言えます。こうした輝かしい歴史を残してきた諸先輩のご努力に改めて敬意を表したいと思います。同時に、選手の皆さんは、本連盟70年の歴史に誇りを持ってください。さらに皆さんが新たな歴史を刻んでいってほしいと思います。

昨年秋の第49回明治神宮野球大会に向けて、本連盟を代表して名城大学が東海地区・北陸・愛知大学野球3連盟王座決定戦に出場しました。優勝した中部学院大学に惜敗し、4年ぶりに本連盟代表が明治神宮大会出場を逃す結果となりましたが、決して実力は劣っていなかったと思います。今後、新たなステップを踏んでいく機会ととらえたいと思います。

大学スポーツをめぐり、新たな動きがあります。スポーツ庁が推進する「大学スポーツ協会」(UNIVAS、ユニバス)の発足です。アメリカの全米大学体育協会(NCAA)を参考にした大学スポーツの統括組織となります。全日本大学野球連盟は、このユニバスの設立時会員となることを表明するのと同時に、従来通り日本学生野球憲章に基づく活動を続けていく方針を示しています。ユニバスは、学生アスリートの安全対策、学業との両立、競技環境の向上などを掲げています。大学スポーツ振興に向けてどのような施策を進めていくのか、今後もその動向を見守る必要があると思います。

春季リーグ戦の開幕にあたり、多くのご後援、ご協賛、ご協力をいただきました。中日新聞社をはじめ報道関係各社、スポーツ関係各社、パロマ瑞穂野球場など会場提供の名古屋市ほか自治体、大学関係各位には、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。